・インストール時の注意事項
インストール時に空き容量を150MB以上必要とする.
・CSV形式データの読込み
読込む行列変数名@ = excel2sci('D:\ディレクトリ名\ファイル名.csv',',')
のようにして読み込む.
そのままだと文字列として読込まれているので,数値部分のみ採取して
読込む行列変数名A = evstr(読込む行列変数名@)
とすれば,数値データの行列として扱うことができる.
・xls形式データの読込み
Sheets = readxls('D:/06kadai_01/97zToolbox_Ogawa/sce/reading.xls');
AAA = Sheets(1).value;
上記のようにするとシートの値が変数AAAに入力される.
ただし,ファイル名にxlsを含む場合(例えば reading_xls.xlsなど)はエラーになる.
また,csv形式のファイルはreadxlsでは読み取ることはできない.
・Batchファイルについて
作成方法はメモ帳などのテキストエディタを用いてBatchを作成した後
ファイル名.sci or ファイル名.sceとして保存すればよい.
メニューバーから[Editor]を選択してSciPadを起動して作成してもよい.
実行方法は
exec('E:\00Tomo\USR\rian_scilab\ファイル名.sci')
もしくは
exec('E:\00Tomo\USR\rian_scilab\ファイル名.sce')
のようにコマンドラインにディレクトリ付でファイル名を入力するか
メニューバーから[File]-[Exec]を選択して
ファイル名.sci or ファイル名.sceを選択することで実行可能.
・コメント文(REM文)
//の後は行末までコメントとなる.
・空間曲線のグラフの線幅の変更方法
グラフ記述後,メニューバーから[Edit]-[Figure Properties]を選択後
Object BrowserでPolylineを選択し,PolylineStyleをarrowedにして
arrow sizeを0とするとSolidの線での線幅をthicknessで変更できる.
PolylineStyleがinterpolatedだとthicknessを変更しても線幅は変わらない.
・グラフをeps形式で出力する方法.
グラフ記述後,メニューバーから[File]-[Export]を選択後
Export StyleをPostscriptに設定するとeps形式で出力可能.
OrientationをPortraitに設定するとそのまま出力.
Landscapeに設定すると90°回転して出力される.
・Xcosにて電気回路を用いる方法.
・GNDが必要.
・Cコンパイラのインストールが必要.
・ATOMSにてMinGW ToolboxをインストールしてWindowsを再起動すれば良いとのことだが
Windows10(64bit)で試してみたが上記のみではうまくゆかなかった.
Sample m file for Scilab ( for Download )
・常螺旋のグラフ(XYZ座標も追記)
・円錐螺旋のグラフ(XYZ座標も追記)
・最適制御の状態FBゲインを求める.
・Hinf制御の状態FBゲインを求める.
・最適オブザーバゲインを求める.
・カルマンフィルタゲインを求める.
・1次のLPFのBode線図の記述例.
・2次の標準形のBode線図の記述例.
・3次の標準形のBode線図の記述例.
・データから回帰直線を求める.
・2種のデータから回帰直線を求め,回帰直線の交点を求める.
・平面曲線の曲率を求めグラフ表示.
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